活字中毒のブックレビュー
本を読む。呼吸するように本を読む。ネタバレ無しのレビューをご覧あれ。
2017年9月13日水曜日
夜の朝顔(豊島ミホ/著)
夜の朝顔
というタイトルに惹かれて手にとりました。
小学生1年・3年、そして6年生の”少女”を描いた連作集です。 ただボーッと生きているだけではなく、時には悩んだり、苛立ったりしながら成長する。そんな姿を綴っています。
作品中で主人公センリの心の中についての細かな描写はされていません。それでも十分、彼女の心の機微が伝わってきます。
大変残念に感じてしまったのは、あとがきで著者自身が「
夜の朝顔
で、こんなことを訴えたかった」と語ってしまっている点。読み終えた読者には、十分伝わっていますから……。
しかし、スッとストーリーに入り込めてしまうのは筆者の力量でしょう。機会があったら他の作品も手にとってみようと思います。
気になる評価は・・・★★☆☆☆
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